アトピー性皮膚炎のスキンケア:ドライスキン
アトピー性皮膚炎のスキンケアについては
前の記事でも書きましたが、アトピー性皮膚炎の皮膚は
皮脂の足りないドライスキンになっている
ことが多いのです。

アトピー性皮膚炎ではありませんが、
皮脂欠乏性湿疹
という診断名も存在します。

これらは共通して皮脂欠乏で皮膚細胞間の隙間が開き、
さらに、結果的には水分が蒸発してしまうことが疾患の原因です。

これによってバリア機能が崩壊するから、
それを水分で補ってあげましょううというのが
アトピー性皮膚炎のスキンケアです。

具体的には以下のようにします。

1)石鹸は脱脂力の弱い石鹸を使用する。

 この点は非常に重要です。
 一般的に液体石鹸は禁忌です。
 なぜなら石鹸を液状に保つ乳化剤は皮膚に残り、
 スキンバリアの破壊を維持することになるからです。

2)タオルは木綿などの自然素材で優しくなでる。

 ナイロンタオルやボディーブラシは
 こすっている分には気持ちがいいし、
 垢もたくさん取れる気がしますが、
 これによってスキンバリアは皮脂ごと削り取られます。
 健常な人であっても毎日はお勧めできません。

3)入浴後の保湿剤塗布

 お風呂上りで身体がまだ潤っているうちに
 保湿剤でその水分を閉じ込めてしまうのです。

 白色ワセリンがもっともおすすめです。




 尿素軟膏は保湿効果はありますが、
 (パスタロンソフト、ウレパール、ケラチナミン)
 スキンバリアそのものにはいささか負担となります。

 ワセリンのべたべた感がどうしてもいやだと思うのであれば
 試してみるといいが、ともかくワセリンが有効です。

4)禁忌行為

 熱々のお絞りタオルとかでごしごし拭いたりするのはNG。
 その場では気持ちいいかもしれないのですが、
 皮脂を溶かしてさらに削り取り、水分も蒸発させる。

 お絞りを使った後でお風呂上り同様の処置をすればOK。


ともかく皮膚を清潔に保ちながら乾燥予防、
これに尽きます。
 


posted by atopydoc at 11:10 | Comment(0) | TrackBack(1) | 日記

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